大切にあたためて、昨年末に仕上がりました。
蓮華のような形状ですが、何にでも使って頂けるスプーンです。
個人的に感じでいる蓮華のモヤモヤ。それを解消するべく試行錯誤... 素材を木に代えることで、唇に伝わる冷たさと熱さを和らげ、口当たりを優しくすることができ、陶器より随分と軽くなりました。
また、形状にもこだわり通常の蓮華よりも先端部分をコンパクトに仕上げ、口に運びやすくなっています。
蓮華の由来は、散ったハスの花びら一片に似ていることから。
花びらの花と苗字の花への想いを込めて花蓮華(カレンカ)carencaと名付けました。
検索してみると、”はなれんげ”と読む書体がありました。それは美しく柔らかいものでなんだか嬉しくなりました。
木の良さを存分に味わって頂けるカトラリーになっています。
二〇二〇年、ここから大きく羽ばたき、多くの方の元へ届けられますように。